金婚式の余興に「結婚した日の新聞」をコンビニで印刷したら盛り上がった話

両親の金婚式、何を渡せばいい?

この度、うちの両親が金婚式を迎えました。結婚50周年。しかも同じタイミングで母親が70歳、古希を迎えるということで、二つまとめて家族3人でお祝いをしてきました。

金婚式って、子供の側もいい大人になっているタイミングなんですよね。25年の銀婚式のころは子供がまむ20歳前後で、親の結婚記念日を祝う発想すらなかったりする。でも金婚式は「知らなかった」とは言えないし、何かしら用意したい。でも何を渡せばいいかわからない。

いろいろ考えた結果、当日いちばん盛り上がったのが「結婚した日の新聞」でした。しかもコンビニで印刷できて、お値段は1枚800円。この記事では、実際にやってみてわかったことをまとめます。

ちなみにこの話は、私のポッドキャスト「童貞ネット」第931回でも話してます。

「お誕生日新聞」はコンビニのコピー機で印刷できる

使ったのは「お誕生日新聞 コンビニプリントサービス」。名前は誕生日だけど、好きな日付を指定して、その日の新聞の一面を印刷できるサービスです。一面の裏に、当日のテレビ番組表を入れた両面印刷も選べます。

観光地などに専用の発行機もあるんですが、私は行く時間がなくて、近所のコンビニで印刷しました。出てくる内容は専用の機械と同じらしいです。

項目内容
使えるコンビニファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ(セブン-イレブンは非対応、一部使えない店舗もあり)
選べる新聞朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、沖縄タイムス、The Japan Timesの6紙
片面(一面のみ)500円
両面(一面+テレビ欄)800円
用紙A3のコピー用紙、白黒
印刷できる範囲明治時代〜2025年12月31日(新聞によって遡れる年が違う。最新の紙面は年1回追加)

※2026年11月時点の内容です。詳しくはお誕生日新聞 コンビニプリントサービスの公式サイトで確認してね。

印刷する前に知っておくといいことが2つあります。

  • 休刊日や全面広告の日がある:休刊日だと直近の日の新聞が印刷される。公式サイトに「休刊日・全面広告チェッカー」があるので、事前に確認しておくと安心
  • 紙面はマイクロフィルムからの印刷:古い新聞ほど文字が読みにくいことがあるけど、それも味だと思えばOK

800円で紙一枚って高いと思うかもしれませんが、50年前の新聞をお祝いの場に持っていけると考えたら全然安い。「懐かしいね」って会話が生まれるアイテムを、800円で用意できるものはなかなかないと思います。

誕生日より「結婚記念日」に向いている理由

使ってみて思ったのは、このサービスは誕生日より結婚記念日の方が刺さるってこと。

生まれた日の新聞をもらっても、本人はそのとき生まれたばかりだから何も覚えていないんですよね。「へー、そうだったんだ」で終わっちゃう。

でも結婚記念日は、二人とも大人としてその時代を生きていたわけです。一面のニュースには当時の世の中の空気があるし、裏のテレビ欄には「このドラマ毎週見てたな」「この人、このころ人気だったよね」が詰まっている。自分たちの青春時代の記憶とつながるから、話が広がるんです。

金婚式や銀婚式はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんの結婚記念日とか、年月がたっているほど「アーカイブ感」が出て盛り上がると思います。

注意:新聞に載っているのは「前の日」の出来事

一つだけ注意点があって、朝刊に載っているのは基本的に前の日の出来事なんですよね。つまり結婚記念日の日付で印刷すると、「結婚した日の前日に起きたこと」が載っている。

結婚したその日に何があったかを知りたいなら、翌日の日付で印刷する必要があります。気になる人はこのどちらかで。

  • 当日の日付だけ:「結婚した日の朝、こんな新聞が届いてたんだよ」という渡し方にする
  • 当日と翌日の2枚:結婚した日の朝と、その日の出来事を両方そろえる(両面なら1,600円)

私は当日の1枚だけにしました。理由付けはいくらでもできるので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。

渡すときはA3のハードケースに入れる

印刷した新聞をペラペラの紙のまま「はいどうぞ」だと、プレゼント感がないんですよね。そこでおすすめなのが、100円ショップなどで売っているA3サイズの硬いクリアケース。

  • 渡すときにちゃんとしたものに見える
  • 持ち帰るときにくしゃくしゃにならない
  • そのまま保管できる

コンビニの印刷代にプラス100円でこの差なら、絶対にやった方がいいです。用紙がA3なので、ケースもA3サイズを選んでくださいね。

実際に渡してみたら

当日は寿司屋の個室でお祝い。古希と金婚式のプレゼントを渡したあと、最後に「余興的なものですが」とこの新聞を出しました。

一面トップの見出しは「“福田後継”で結束」。福田総理といっても福田康夫さんではなく、お父さんの福田赳夫さんを三木内閣の後継に、という政界の動きが一面を飾っていました。50年ってそういうことか、と。

1976年10月の読売新聞の一面

意外と盛り上がったのが一面よりもこのあたり。

  • 紙面下の広告欄:『レコード芸術』や『stereo』(特集は「カセット・デッキのすべて」)など、当時の雑誌の広告で「これ見てたね」になる
  • 裏のテレビ欄:夜9時からのドラマ「暖流」の大きな広告があって、出演者に松坂慶子さんの名前。テレビスターの時代だったなという話に

その場でずっと読むというより、持ち帰ってもらって、家でまたたまに話題にしてもらえたらいいなという感じ。真面目なプレゼントのあとにこういう遊びが一つあると、場の空気が和らぐんですよね。

まとめ:800円で一番場が温まる余興

金婚式のプレゼントって、ネットで調べても定番のものばかり出てきますよね。メインのプレゼントはそれでいいとして、もう一つなにか欲しいときに、結婚した日の新聞はかなりおすすめです。

  • ファミリーマートやローソンのコピー機で「お誕生日新聞」を選んで印刷
  • 一面+テレビ欄の両面で800円、テレビ欄が盛り上がるので両面がおすすめ
  • 朝刊には前日の出来事が載るので、気になるなら翌日分も
  • A3のハードケースに入れて渡す

古希と金婚式のメインのプレゼント(人間国宝の古帛紗と、宮内庁御用達の漆器)については、近いうちに別の記事で書く予定です。

当日の様子や、ここに書いていない脱線話は「童貞ネット」第931回でどうぞ。